環境調査事業
騒音・振動調査
低周波音調査
低周波音とは音の仲間であり、特に低い音のことであり、概ね1Hz(ヘルツ)~100Hzの音を低周波音と呼びます。その中でも、人間の耳では聞こえにくい音(20Hz以下)を超低周波音と呼びます。
人は周波数によって音の感度が異なります。人の耳は2000Hz~5000Hz付近が最も感度がよく、周波数が低くなると感度が鈍くなる傾向があります。そのため周波数が低くなると、大きな音でないと感じなくなります。
低周波音は我々の身近なところで発生していますが、相応の大きな音でないと聞こえないため、あまり影響はないと言われています。
低周波音の主な発生源は以下です。
工場、事業場
送風機、圧縮機、真空ポンプ、燃焼装置、プレス機など
店舗、公共施設
変圧器、ボイラー、空調機、冷凍機など
交通機関
道路高架橋、高速鉄道トンネル、ヘリコプター、船舶など
その他
風車、治水施設、発破など
これらは音量対策がとられていたり、距離がある、一時的なものであることから、さほど問題にはなっていません。
しかし昨今では騒音問題と同様に、苦情としては増えている傾向にあるようです。家庭内でも冷蔵庫のコンプレッサなどの音が気になったり、エアコンの室外機の音が気になったりと、やはり心的要因があるようです。
また一回気になってしまうとなかなか忘れることが難しく、普段の生活にも影響してしまいます。
低周波音の対策としては、発生源を調査し、それに対して遮音等の対策をとることがありますが、発生源の特定が難しかったり、対策にも費用がかかることから、まずは行政への相談や、現状の低周波音の測定をし、客観的データをもつこともひとつの手法です。
低周波音調査についてご相談があれば、FACTまでご連絡ください。
環境調査・環境分析
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